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東京農大森林総合科学科 八重農を推薦校に指定

渡久山修校長(手前)に学科の内容を説明する江口文陽教授(右)。左は日健総本社の森伸夫代表取締役社長=15日午前、校長室

渡久山修校長(手前)に学科の内容を説明する江口文陽教授(右)。左は日健総本社の森伸夫代表取締役社長=15日午前、校長室

生徒1人受け入れへ

 東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科が来年4月から、八重山農林高校(渡久山修校長)の生徒1人を学校長推薦で受け入れることになった。同大の指定校推薦は3高校では初めて。渡久山校長は「専門の大学に行くことで農業に対する意識が高くなり、八重山の農業の底上げにつながる。ぜひリーダーに育ってほしい」と期待している。

 同学科の江口文陽教授とキノコと微細藻類を共同研究している日健総本社(森伸夫代表取締役社長、岐阜県羽島市)が石垣島生産基地(字宮良)を整備したのを受け、江口教授が学科で習得した知識・技術を石垣島でも生かせると判断。学科として推薦枠を設定することを決めた。

 微細藻類を生産する石垣島生産基地のスタッフ5人のうち2人は、八重農卒業後に東京農大で学んだ地元出身者。

 江口教授は「大学で学んだ知識や技術を地域で生かせる。私としても、石垣島の微細藻類やハーブなどを活用した新たな産業振興をバックアップしたい。生徒にはやる気をもって勉学に励んでもらいたい」と話している。

 東京農大への進学を志望する八重農グリーンライフ科3年の米盛英博君は「東京農大で森林について学んで、将来は石垣に戻って島の環境保全に努めたい」と夢を膨らませている。

 15日、江口教授らの訪問を受けた渡久山校長は「出口(卒業後の進路)を保証できれば地域や保護者からの理解も得られる」と感謝した。

 同学科は、森林のもつ資源生産的機能と環境循環機能を総合的に研究する分野で、循環型社会の創造に貢献できる専門知識を養う。

  • タグ: 東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科八重山農林高校日健総本社
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