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登録者49人に拡大

石垣市の外国人観光客向け観光人材バンク事業で開催されている外国語講座。これまでに190人が修了している=5月18日夜、石垣港離島ターミナル会議室

石垣市の外国人観光客向け観光人材バンク事業で開催されている外国語講座。これまでに190人が修了している=5月18日夜、石垣港離島ターミナル会議室

具体的運用は次年度から

人材の有効活用が課題

 

 NPO法人八重山美ら島塾(玉城信夫理事長)が石垣市の委託を受けて2014年度から取り組んでいる外国人観光客向け観光人材バンク事業は、外国語講座の受講生や地元在住外国人、外国語に堪能な市民を中心に登録者が20日現在で49人に拡大している。外国人観光客に対応できる人材バンクが構築されつつあり、事業所側からも人材の斡旋(あっせん)を求める動きが出ているが、具体的な運用は次年度になる見通し。市観光文化課では今後、活用策を検討することにしている。

 同塾は「観光業には外国語が必要」と10年前から独自に観光関連従事者らを対象に外国語講座を開催。3年前から2年間、県の事業で実施。昨年度からは、通訳人材の需要への対応を目的とした市の事業を受け、外国語講座で人材を育成しながら、人材バンクへの登録作業を進めてきた。

 講座は中国語、韓国語、英語の3カ国語を用意。これまで3回の講座で計339人が受講、190人が修了した。外国語とともに生活習慣など文化を学んだ。

 同塾によると、外国人観光客の入域増に伴い、事業者側が講座にかかる教材費を従業員に代わって負担するなど、従業員の人材育成に積極的になっているという。

 講座の実施とともに人材バンクの登録者も増加。今後は会議やイベントなどへの派遣、通訳を必要とする事業所への紹介などが想定されており、市観光文化課の大嵩久美子課長は「次年度から活用できるよう検討していきたい」としている。

 玉城理事長は「外国人観光客の受け入れでは、ハードのインフラは整いつつあるが、ソフトのインフラはまだ整っていない。人材育成はその一歩。今後は人材バンクを有効に活用することが求められており、民間と行政が力を合わせて取り組むことが観光立市につながる」と話している。

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