「認知症を理解しよう」
- 2015年09月19日
- 地域・教育
大浜中でサポーター養成講座
小中学生に祖父母や地域の高齢者ら、身近にもある認知症のことを理解してもらおうと石垣市包括支援センターは18日午後、大浜中学校の1年生67人を対象に「認知症キッズサポーター養成講座」を開いた。
同校では総合の授業で福祉を学び、7月には市内の福祉施設で介護体験を行った。
講座では、社会福祉法人希望ケ丘ケアプランセンターてふてふの西垣美津子ケアマネジャーが、認知症の症状を段階的に紹介。症状に合った接し方をすることで改善することなどを説明した。
屋宜百々花さんは「介護体験で食事をあげていたら隣のおばあちゃんが私の手を食べようとして驚いた。どうしてこんなことをするのか学べたので、今後はやさしく接したい」と話した。
近くに認知症の人がいるという宮良実成君は「最初は僕のことが分からなかったり、嫌だなと思った。これからはできることは手伝いたい」と述べた。
西垣さんは、最終的には子どもから大人に発信できるようにしていきたいと話し「暑いのに厚着をしていたり、靴を履いていないお年寄りを見て変だなと思ったら、大人に教えてほしい」と呼びかけた。
同講座の受講者は認知症サポーターとなり、認知症の人を支援するという意志を示す、オレンジリングが手渡される。サポーターの数は2015年3月末で783人。
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