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役場移転住民投票へ 11月中旬ごろ実施

老朽化が進む竹富町役場。庁舎移転向け、11月に住民投票が実施される(資料写真)

老朽化が進む竹富町役場。庁舎移転向け、11月に住民投票が実施される(資料写真)

竹富町議会最終本会議 来月に地域説明会

 9月定例竹富町議会(新博文議長)は17日、最終本会議で新田長男氏が「竹富町役場の位置についての意思を問う住民投票条例案」を提案し、全会一致で可決した。町は18日に同条例を告示することにしている。同条例では告示から60日以内の日曜日に住民投票を行うとしており、11月8日か同15日に行われる見通し。川満栄長町長は来年2月に住民投票を実施する考えだったが、3カ月の前倒しを迫られることになり、「時間をかけて町民にしっかり説明できるよう余裕を持たせたかったが仕方ない。全会一致で決まったことなので、淡々と進めていくだけ」と述べた。

 同条例では町内の20歳以上の有権者に加え、石垣市に住所のある町役場の一般職員にも投票資格を与えている。9月2日現在の町内有権者数は3354人。町役場職員134人のうち、石垣市に住所を有する職員は95人。投票資格者の2分の1以上の投票で住民投票が成立する。

 投票用紙の様式は「西表島・大原」と「石垣市内」の二者択一で、該当欄に「○」印を付ける。

 町企画財政課では今月25日から鳩間島を皮切りに地域説明会を開く予定だったが、資料をあらためて作成するために日程を変更する。遅くとも10月中旬には開始する考え。

 説明会では当初、新庁舎建設のあり方検討有識者委員会(上妻毅委員長)が川満町長に提言した「西表に本庁舎を移転する。石垣に支所を新設する。各島の出張所の配置、機能を強化することが望ましい」との内容を踏まえた資料を使う予定だった。

 しかし、同条例の第12条には「町長は町民が意思を明確にするために必要な情報を、公平かつ公正に提供するよう努めなければならない」と記されていることから、「西表島・大原」と「石垣市内」の双方に公平な資料を作成することにしている。 

 新田氏は町外に住む役場職員にも投票資格を与えることについて「竹富町に住んでいなくても町のために一生懸命に働き、町民と同じ感覚で仕事をしている。役場で実際に働く職員の声は聞かなければならない」と話した。

 また、今定例会で提案したことについては「12月に条例を出すと、2月に実施されることが考えられる。2月はキビ刈りの時期で投票どころではない。また、(新庁舎整備などの計画を)新年度予算に反映するためには2月では遅すぎる」と述べた。

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