八重高郷芸部 文化交流「楽しかった」
- 2015年08月22日
- 地域・教育
東北公演終え帰島
16日から20日にかけて東京公演や岩手県北上市など4カ所での「東北復興支援・かけはし交流公演」を行った八重山高校郷土芸能部(佐久川真希部長、部員35人)が21日夕、帰島し、南ぬ島石垣空港で大勢の保護者や関係者が出迎えた。
16日の東京公演の後、17日から北上市、釜石市、宮古市、盛岡市の順に訪問。佐久川部長(3年)によると、被災地では「世迎い(ユンカイ)」などを大合唱。「1日1日が幸せであるように」との願いを込めて歌ったといい、感情が高ぶり、涙を流す部員もいたという。
釜石市では、釜石商工高校の生徒が「虎舞(とらまい)」、同部が八重山芸能を披露して親睦を深めた。八重高の姉妹校の盛岡第四高校や宮古北高校との交流会も行われた。
佐久川部長は「被災地の人たちは元気ではないけど前向きだった。高校生との交流ではお互いの文化を見せ合うことができ、よかったし、楽しかった」と振り返り、「11月の県大会が3年生にとって最後の舞台。全国への切符をつかみ取るために頑張りたい」と意欲を語った。
同部は宮古市と釜石市の社会福祉協議会に義援金を3万円ずつ贈った。
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