九州高校商業研究発表大会 八商工が優秀賞獲得
- 2015年08月22日
- 地域・教育
命草活用した商品開発で
【浦添】第14回九州地区高校生徒商業研究発表大会(同高等学校長協会主催)が20日、浦添市てだこホールで開かれ、県大会で最優秀賞に輝いた八重山商工高校マーケティングリサーチ部(宮良優花部長、部員5人)が「美島商娘(ちゅらしましょうこ)『南(ぱい)ぬ島の天使(キューピッド)』〜伝統的な食材、『命草(ぬちぐさ)』の商品化を目指して〜」を発表し、優秀賞を獲得した。
同部は、島の「命草」(ハーブ)を活用して石垣島の魅力を発信する商品開発を企画。企業などと協力し、20〜40代の主婦層をターゲットにショウガなどを成分とした新商品「天使のシトラスジンジャーシロップ」を開発・販売した取り組みを発表した。
最優秀賞は、ムスリムの観光客をターゲットにした商品開発をテーマに発表した浦添商業高校が受賞し、県大会とは逆の結果となった。
宮良部長は「ベストの発表で、いけると思っていた。結果は悔しいが、浦添商がいたから自分たちも成長できた」と大会を振り返り、後輩たちには「部の活動を発展させ、全国を目指してほしい」と期待した。
11月に青森県で開催される全国大会には、浦添商業と、優秀賞の球磨商業(熊本)が出場する。
球磨商業は八商工と同じ優秀賞だが、全国大会には開催県から1校、開催県以外から1校が出場するとの規定により選ばれた。
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