ソーロン行事を方言で紹介
- 2015年08月21日
- 社会・経済
四カ字方言講座
「八重山のソーロン(旧盆)」をテーマにした四カ字方言講座(石垣市教育委員会いきいき学び課主催)が19日から2日間、市教育委員会2階ホールで開かれ、八重山古典民謡保存会本部最高顧問の宮良長久さんが、アンガマや旧盆行事の流れなどを方言で紹介した。
宮良さんは、アンガマのウシュマイとンミーが手にしている青い生(なま)のままのクバ扇について、方言の「ナマ(今)、クバ(来い)」の意味が込められているという説があることなどを説明した。
米やアワ、細かく刻んだ野菜などを使った「ミジィヌク」を庭先にまき、先祖以外の霊にも食べ物を与える習わしにも触れ、「ミジィヌク」をまくのに使う「マヤーブー」について、その形がマヤー(猫)のブー(尻尾)に似ていることが名前の由来となっていると解説した。
講座に参加した男性は「方言を聞くことはできるが話すことができない。目上の人への話し方などを学びたい」と話していた。
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