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保安林のトラスト地取得 白保集落北側私有地

日本ナショナル・トラスト協会

 日本ナショナル・トラスト協会は5日、世界最大級のアオサンゴ群集や巨大なハマサンゴが生息する白保の海を保全するため、白保集落の北側にある私有地の保安林(3万180平方㍍)をトラスト地として取得したと発表した。

 同協会によると、土地の所有者から寄付の申し出があり、5月7日に取得したもので、同協会が石垣島でのトラスト地を取得するのは初めて。

 トラスト地は海岸から数十㍍離れた場所にあり、赤土が海へ流出するのを防ぐクッションの役割を果たしているという。同協会はトラスト地を「白保アオサンゴ・トラスト」と名づけ、地域住民と連携しながらトラスト地の持続的な維持管理について検討していく。

 同協会は、トラスト地が南ぬ島石垣空港や市街地を結ぶ道路に近く、無秩序な開発が行われるおそれがあるとしている。

 トラスト活動とは、豊かな自然を次世代に引き継ぐため、さまざまな開発から自然環境を守ることを目的に、対象となる土地の取得などで環境保全につなげるもの。

 同協会は公益社団法人で、1992年に設立。2007年に富士河口湖町の土地を取得したのを皮切りに、サシバの渡りの中継地となっている宮古島のほか、北海道の釧路湿原・阿寒川流域などでトラスト地を取得してきた。今回の石垣市白保で38カ所目となる。

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