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不発弾保管庫、今月末で完成 屋良部半島

建設工事が進められている不発弾保管庫。右の建物は警備室、左端に保管庫がある=22日午後、屋良部半島内

建設工事が進められている不発弾保管庫。右の建物は警備室、左端に保管庫がある=22日午後、屋良部半島内

処分場確保が早急の課題

 県が屋良部半島の市有地で整備を進めている不発弾保管庫は、今月末で工事が完了し、各種検査を経て供用開始となる見通しだ。今後、島内で発見される不発弾は火薬取締法の保安基準を満たした保管庫で厳重に管理されることになる。同保管庫は不発弾を最終処分するまでの一時的な施設となっているが、島内には処分する場所が確保されていないため、石垣市には早急な対応が求められそうだ。

 保管庫の整備は、市の要望を受け、県が2013年度に事業を導入。住民への説明など手続きをめぐって反発を招き、遅れた経緯がある。工事面積は1459平方㍍で、保管庫(21平方㍍)と警備室(10平方㍍)を整備、外周を3㍍の土手で囲んだ。保管庫の最大貯蔵量は1㌧。有人や機械により24時間の警備体制を敷く。

 防災危機管理室によると、不発弾の処理については、安全化処理(信管離脱)をして信管を発見場所で爆破処理し、火薬のつまった本体は保管庫に移され、防衛省の年2回の回収事業で引き取ってもらうことになる。

 信管一体型などの不発弾は、信管を取り外せないため、島外に持ち出すことができず、島内で爆破処理しなければならない。

 かつては御神崎の洞窟で爆破処理されていたが、崩落の危険があるとの指摘を受け、2006年11月から実施できず、市は現在も処理場所を確保できないでいる。

 市街地外にある市の公共施設敷地内の簡易保管場所には不発弾が14発あり、回収される2発を除く12発は島内で処理する必要があるため、「早急に場所を確保したい」(當真政光総務部長)としている。

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