八重山農林高校 アグリマイスター顕彰制度申請へ
- 2015年07月21日
- 地域・教育
進学や就職に有利
八重山農林高校(渡久山修校長、生徒298人)は、生徒が在学中に身につけた知識、技術、技能を評価することを目的に全国農業高等学校長協会(367校加盟)が本年度から開始した「アグリマイスター顕彰制度」への申請を準備している。マイスターに認定されると、進学や就職に有利になることから、同校は積極的に活用していく考え。
同制度は、資格取得や検定合格、各種競技・コンクールの成績を得点に換算し、総得点数に応じてプラチナ、ゴールド、シルバーの称号を与えるもの。
農業クラブ活動などで大臣賞を受けた生徒はゴールドに相当する点数を獲得できる。国家資格の取得も点数が高い。
八重農で県職業能力開発協会が14日に開催した造園技能検定・園芸装飾技能検定のほか、建設業労働災害防止協会県支部(建災防県支部)が8月19、20の2日間、高校生を対象に初めて開催する小型車両系建設機械特別教育講習も得点の対象となっている。
申請は前・後期の年2回。同校は前期(6月29日~7月24日)から申請していく予定だ。前年度の試行期間でエントリーしたところ、3年生1人がシルバーに当たるBランクに該当、2年生19人がDランクに入っていた。
渡久山校長は「新たに小型車両系建設機械運転の資格取得もできるようになるので可能性が広がる。マイスターの認定証は高校時代の取り組みの証明となり、進学や就職に有利になる。1年生の段階から積極的に資格を取ってもらいたい。保護者や地域の方々にも奨励してもらえるとありがたい」と話している。
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