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大綱引きで最高潮に 大浜豊年祭ムラプール

大浜の豊年祭ムラプールでオーセの境内に勢ぞろいした10本の旗頭=19日午後、崎原道路沿いの番所(オーセ)

大浜の豊年祭ムラプールでオーセの境内に勢ぞろいした10本の旗頭=19日午後、崎原道路沿いの番所(オーセ)

おごそかにユーニガイも

 大浜公民館(大島克博館長)は19日夕、崎原御嶽前の崎原道路で豊年祭ムラプールを行い、上(うい)村と下(すむ)村が住民総出で奉納芸能や余興を繰り広げ、ツナヌミン、大綱引きで最高潮に達した。世果報雨にも恵まれ、地域住民が今年の豊作に感謝し、来夏世(クナツユー)の五穀豊穣(ほうじょう)と地域の発展を祈願した。観光客らも訪れ、八重山の夏の風物詩を満喫した。

 この日は午後2時から東海岸にあるカースンヤーで5カ所の御嶽の神司がユーニガイの儀式を行い、神司と公民館役員が、東方の海上から船が米俵や粟俵を積んでくる様子の「東(アガリ)節」を歌い、神司が手招きして世果報を呼び寄せた。

 この後、オーセ(番所)で旗頭や、中学生によるイリク太鼓、弥勒、「夜雨節」などを奉納した。上村、下村の各1本の旗頭のほか、郷友会や中学生など各団体の旗頭8本も境内に並んだ。

 道踊りを行う余興は29演目。大浜地区の幼稚園児から大人まで地域住民のほか、近隣地域の団体も参加し、伝統舞踊から創作ダンスまでバラエティーに富んだ内容で沿道の人たちを楽しませた。

 ツナヌミンは、たいまつのみの明かりで幻想的に行われ、勇壮な演舞に歓声が上がった。

 フィナーレは、上村と下村に分かれて大綱引き。6分23秒で下村に軍配が上がり、3年ぶりの勝利に大歓声が上がった。下村責任者の古堅操さん(44)は「作戦勝ちだった。めちゃくちゃうれしい」と仲間と抱き合って喜びを爆発させた。

 大島館長は「梅雨入り後も雨量が少なく、梅雨明け後もまとまった雨が降らず、干ばつが懸念されていたが、本日、大浜村の豊年祭を開催すると世果報の雨をいただいた。農作物も喜んでいると思う」と感謝した。

  • タグ: 大浜豊年祭
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