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高校時代に資格取得を

小型車両系建設機械運転特別教育の開催内容を確認し、握手をする建災防県支部の與那嶺茂良常務理事兼事務局長(中央右)と八重山農林高校の渡久山修校長(同左)ら=14日午後、同校校長室

小型車両系建設機械運転特別教育の開催内容を確認し、握手をする建災防県支部の與那嶺茂良常務理事兼事務局長(中央右)と八重山農林高校の渡久山修校長(同左)ら=14日午後、同校校長室

建災防県支部 小型建設機械の特別教育

来月、八重農で開催

受講料補助、担い手育成へ

 

 

 建設業労働災害防止協会県支部(建災防県支部)が8月19、20の2日間、石垣市内の高校生を対象に、3㌧未満のパワーショベルなど小型車両系建設機械の運転資格が取得できる特別教育を八重山農林高校(渡久山修校長)で実施することになった。同支部が高校生向けに開催するのは初めて。地元関係者の強い要望を受けて行うもので、受講生の負担を軽減しようと、同支部がテキスト代を持ち、県建設業協会が受講料を補助する。

 特別教育を修了した高校生は卒業後に3カ月の実務経験を積むと、技能講習を受けることができる。同講習を修了すれば、3㌧以上の建設機械も運転できるようになるため、即戦力になると期待されている。

 同校などによると、特別教育は5、6年前まで機械メーカーの有資格者が講師を務めて開催していたが、メーカーの組織変更などに伴って中止となっていた。

 このため、県災防の各種講習会で講師を務める特級建設機械整備技能士の本原博(ひろむ)さん(本原機械工業代表)が「高校生のうちに特別教育を修了すれば社会に出たときに有利になる」と県災防への働きかけを続け、同校や県建設業協会八重山支部(黒嶋克史支部長)も協力。

 14日には本原さんの案内で県災防の與那嶺茂良常務理事兼事務局長や八重山支部の西島本忠事務局長らが同校を訪ね、渡久山校長らと開催内容を最終確認した。

 與那嶺常務理事は「県災防が高校生を対象に特別教育を開催するのは全国でも初めてだと思う。労働災害の防止に役立て、人材育成にもつなげたい。今回やってみて有意義であれば、来年もまた調整させてもらいたい」と話した。

 講師を務める本原さんは「保護者の要望があり、4、5年前から建災防にお願いしていたことが実になってうれしい。みんなの思いが一つになった。ぜひ成功させて継続させたい」と喜んでいる。

 八重山支部は「建設業の担い手の育成につながれば」(黒嶋支部長)と人材育成の観点から独自に支援費20万円を確保していたが、協会本部が「全県的な事業にしたい」と受講料1万2440円のうち7440円を補助することになった。これにより受講料は一律5000円となる。

 渡久山校長は「高校時代に資格を取得すれば自信にもつながる。すんなりと業界にも入っていけるのではないか。受講料の補助はありがたい」と感謝する。

 特別教育の定員は40人。同校と八商工の生徒が受講するという。

  • タグ: 特級建設機械整備技能士
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