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安保関連法案 成立求める意見書可決 市議会臨時会

意見書の採択をめぐって賛否が割れた石垣市議会。写真は「報道機関への言論圧力・県民侮辱発言への抗議決議」案の採決=14日午前、議場

意見書の採択をめぐって賛否が割れた石垣市議会。写真は「報道機関への言論圧力・県民侮辱発言への抗議決議」案の採決=14日午前、議場

賛成議員「平時からの対処必要」 反対議員「十分審議されてない」 報道圧力への抗議決議は否決

 石垣市議会(知念辰憲議長)の臨時会は14日午前、本会議を開き、議員提案された「安全保障関連法案の今国会成立を求める意見書」と「報道機関への言論圧力・県民侮辱発言への抗議決議」について審議。安保法案の意見書案を賛成多数(賛成13、反対8)で可決、言論圧力の抗議決議案は賛成少数(賛成10、反対11)で否決した。安保法案の意見書可決を受け中山義隆市長は閉会後、「衆院平和安全法制特別委員会の地方参考人会で述べた意見と同様の内容の意見書を、議会の意思として可決してくれた」と議会の後押しに感謝した。

 安保法案の意見書は友寄永三氏が提案。「わが国の安全を守るためには平時からあらゆる事態に対処できる切れ目のない法制を整備する必要がある」として、徹底した議論を進めた上で今国会での成立を要望している。

 宮良操氏が「十分な審議がされているとは思わないという市民が大多数。数多くの憲法学者が憲法違反だと述べている面もある」と反対討論した。採決では与党系議員13氏が賛成して可決した。宛先は総理大臣や衆参院議長、関係大臣宛。

 言論圧力の抗議決議は長浜信夫氏の提案。自民党若手議員らが設立した文化芸術懇談会の勉強会での作家・百田尚樹氏や出席議員らの報道機関への言論圧力、沖縄県民侮辱発言に抗議し、発言の撤回と県民への謝罪を求める内容。

 砥板芳行氏が「決議文の内容は作家の百田尚樹氏の発言を問題視しすぎており、表現の自由に抵触する抗議決議だ」と反対。宮良氏が「安倍総理に対する議決事項として賛成すべきだ」と賛成討論し、採決の結果、野党系市議8氏と公明2氏の賛成10、反対11の賛成少数で否決した。

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