パイン、マンゴー出荷 西表島郵便局
- 2015年06月07日
- 社会・経済
目標は3万1000箱
生産農家ら腕まくり
生産農家ら腕まくり
【西表】八重山を代表する夏の味覚・パイナップルとマンゴーのゆうパックの出荷が始まり、西表島郵便局(赤山健治局長)で6日、パイン・マンゴー出荷式が行われ、生産農家や関係者らが本格的な出荷開始を祝った。同局では昨年実績を1000ケース上回る3万1000ケースを今年の目標にしている。八重山郵便局でも24日に出荷式を行う。
西表島のパインは6月10日ごろから7月上旬がピークになる見通し。マンゴーも6月末から7月に出荷のピークを迎えるという。
西表島郵便局のゆうパックはパインが1987年、マンゴーは95年から開始。夏の主力商品として年々、取り扱いが伸びており、同局の年間取扱量の8割を占めている。
2013年は台風の影響で前年を1000ケース下回る2万6000ケースにとどまったが、14年は豊作となり目標を2000ケース上回る3万ケースを取り扱った。生産農家の川満弘信さん(59)=住吉=は「今年も豊作が期待できる」と話している。
出荷式では、赤山局長が「今年は台風の影響もなく大豊作と聞いている。生産者が丹精込めて育てたパインやマンゴーを丁寧かつ迅速にお客さまのもとへ届けたい」と述べ、生産農家を代表して川満さんが「農家の願いはお客さまに『おいしい』『ありがとう』と言ってもらうこと。世界に誇る西表産のパインとマンゴーをしっかりと届けてほしい」とあいさつした。
テープカットやパインの試食、上原青年会のエイサー、ゆうパックの引き渡しも行われ、来場した生産農家や関係者らが本格的な出荷開始を祝った。
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