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”馬具”について学び深める 八重山愛馬クラブが研究会

馬具を研究する会で、持ち寄った馬のくらの特徴などを確認した八重山愛馬クラブの会員ら=4日午後、平得公民館

馬具を研究する会で、持ち寄った馬のくらの特徴などを確認した八重山愛馬クラブの会員ら=4日午後、平得公民館

 八重山愛馬クラブ(東田盛正会長)は4日午後、平得公民館で「馬具を研究する会」を開き、会員が持ち寄った18個の馬のくらの特徴などを確認しながら学びを深めた。

 同研究会は伝統あるくらを大事にし、その特徴を把握するとともに、会員相互の情報交流を深めるのが目的。

 会員らが持ち寄ったくらは、用途によって形が少し異なり、会員らによると、平たくて厚みのないものはスピードが出るのが特徴で乗馬に向き、厚みがあって幅が広いものは荷物を乗せたり、他の家畜をロープでつないで移動するのに適しているという。

 職人によってもこだわりがあり、イギ(人間が座る板)の部分のすき間の大きさや背もたれの幅が異なったり、デザインが彫られたものもある。

 東田盛会長は「馬文化は人間の歴史を知るうえでも重要なもの。伝統的なくらを残していくためにも、会員には日ごろから手入れをしっかり行い、特徴などを後世に伝えていってほしい」と話した。

 石垣島の馬の歴史は、壇ノ浦の戦いで敗れて八重山に渡ったとされる平家の落ち武者が馬も連れてきたとみられ、現在の石垣島に生息する馬は他の離島に比べ、体格が大きく、日本本土の混血種に近いという。

 石垣島の北部にある「大和墓」と呼ばれる遺跡がその落ち武者の墓と伝えられており、遺跡のなかにはよろいや刀などのほか、馬のくらもあったという資料も残されている。

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