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発信器付きのウミガメを放流 黒島研究所

位置情報などが把握できる発信器を取り付け放流されたアオウミガメ「マッサン」を見送る人たち=28日、黒島

今後は位置情報も公開

 【黒島】ウミガメについて学ぼうと黒島研究所(若月元樹所長)が長期休暇や大型連休に実施している「ウミガメ勉強会」が28日に開かれ、追跡調査のため、人工衛星で動向を把握できる発信器を装着したアオウミガメを黒島の海岸から放流した。受信できた位置情報は30日以降、同研究所のホームページで随時公開される予定だ。

 追跡調査は、早稲田大学とブリヂストンの助成で実現した。放流されたアオウミガメは、この日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説にちなみ、「マッサン」と名付けられた。

 この日は、同勉強会の初日。参加者はウミガメの生態や発信器を使った調査について説明を受けた後、マッサンの甲羅の大きさや体重を測定した。

 マッサンは、80㌔以上あるオス。同研究所によると、大きなオスに発信器を取り付けることで、八重山近海の交尾海域を探る狙いもあるという。

 通常、研究等で実施される追跡調査がリアルタイムで公開されることは珍しく、亀田和成研究員は「調査研究を広く一般へ啓発する目的の助成を受けることができたので、この機会にウミガメの生態や調査研究活動に関心を持っていただけたらありがたい」と述べた。

 大阪から旅行で訪れて参加したという家族連れは「こんな貴重な調査に立ち会えて幸せ」と喜んでいた。

 同勉強会は、4月5日まで連日開催される。

  • タグ: ウミガメ
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