不発弾保管庫で合意書 住民の安全を最優先
崎枝公民館と石垣市
不発弾一時保管庫の建設容認に伴い、崎枝公民館(新里武夫館長)から石垣市に要望のあった5項目が合意に至り、中山義隆市長と新里館長が16日、市役所内で合意書を締結した。
公民館が不発弾の搬送に生活道路や通学路を使用しないよう求めたことについて、市は「生活道路、通学路を避け、住民の安全を最優先とした搬送ルートとするよう関係機関と調整を図っていく」としている。
要請項目はこのほか▽完成までの状況や不発弾搬送に関する情報を事前に公開すること▽県道から一時保管庫までの道路を整備して幅員を確保すること▽継続して崎枝公民館と協議し、必要な措置を取ることなど。市はいずれの項目にも対応する考えを明記した。
締結式で中山市長は「手順に不手際があり、迷惑をかけたが、何とか取りまとめることができ、感謝している」、新里館長は「誠意を持って対応したことにお礼したい。よりよい信頼関係が保てることを願う」と述べた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 旧空港跡地 15年度以降60発の不発弾 いまだに32発が保管状態 2017/01/24
- 不発弾処理2138人避難 中心市街地で29年ぶり 2016/11/27
- 18日夜に爆破処理 旧空港の不発弾 2015/03/13
- 防護壁で避難区域縮小検討 空港跡地不発弾 2015/01/16
- 旧空港跡地で不発弾 米国製250㌔爆弾 2015/01/13
- 屋良部崎市有地に決定 不発弾保管庫建設地 2013/12/07
- 不発弾を無事処理 住民170人が避難 2013/05/25
- 新空港建設地内の不発弾を無事処理 2010/01/30
- 不発弾データベースを公開 沖縄総合事務局 2009/10/17
- 観光中の男子大学生が読谷村の海岸で拾った… 2009/03/27