宜保さん母校で熱唱 伊原間中
- 2015年02月28日
- 地域・教育
「夢と希望を」後輩ら激励
沖縄本島を中心に活動する三線奏者の宜保和也さんが27日午後、母校の伊原間中学校(仲田森和校長)でライブを行い、生徒や地域住民に歌を披露した。
宜保さんは明石小、伊原間中、八重山高校を卒業後、三線を勉強しようと県立芸大に進学した。小さいころからエイサーが大好きで、自然と三線に興味を持ったという。
三線の持つ魅力を世界に伝えようとニューヨークにあるジャズの老舗「ブルーノート」でも演奏。昨年は「エクスファクター オキナワ ジャパン」で準優勝を果たした。
ライブでは「ブルーノート」でも歌った「琉花の種」を、小さな島から世界へ飛び出してほしいとの思いを込め熱唱。松村大暉君(3年)は「歌もすごくうまくてかっこよかった。地元を愛する気持ちが歌に出ていた」と興奮気味に話した。
三線を習っている生徒とのセッションも行われ、会場では踊りだす生徒の姿も。
一緒に三線を演奏した志田穂花さん(2年)は「緊張したけどうまく弾けた。こんな伊原間から世界の舞台に立つなんて宜保さんはすごい」と話した。
宜保さんは「これで夢がまた一つかなった。自信を持ってやれば夢につながる。生徒たちには萎縮しないで外に出て、いろんな経験をしてほしい」と後輩にエールを送った。
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