「子どもたち後押ししたい」 NASA訪問で思い新た
- 2015年02月11日
- 地域・教育
はてるま幼稚園の市橋香絵さん
米国テキサス州で開かれた教育者向けのイベント「宇宙を教育に利用するためのワークショップ(SEEC)」で米航空宇宙局(NASA)のヒューストン宇宙センターを訪れたはてるま幼稚園教諭の市橋香絵さん(36)は10日午後、竹富町教育委員会を訪れ、「この経験を糧に夢にチャレンジする子どもたちを後押ししていきたい」と報告した。
同センターはNASAのジョンソン宇宙センター公式ビジターセンターでNASA職員など関係者用の学校も設置されている。
昨年8月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)がSEEC参加者を全国から公募し、市橋さんら教諭2人が1日から9日間同センターを訪問した。
市橋さんらは現地では同センター関係者の子どもたちが通う学校で特別授業を行った。SEECでは光の反射を使った万華鏡づくりを紹介し、子どもたちやSEECに参加した米国内の教職員から好評だったという。
市橋さんは町教委への報告で「これまで自分が見てきたものや波照間島のことをいろいろな角度で再確認することができた。この経験を糧にいろんな夢にチャレンジする子どもたちを後押ししていきたい」と抱負を述べた。
嘉良寧教育課長は「子どもたちに夢を与えることが教育の大きな役割だ。子どもたちに世界や宇宙の広さを話すことによって、子どもたちが夢を大きく持ってくれたら」と話した。
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