新たなサバニが進水 西表白浜
- 2015年01月29日
- 地域・教育
今年のハーリーに登場
【西表】白浜公民館(大城一文公民館長)は海神祭のハーリーで使用するサバニを新造し、25日、白浜船揚げ場で進水式を行った。白浜地区の漁業者やハーリーの船頭、こぎ手など地元住民約70人が参加し、真新しいサバニを囲んで祝杯を上げた。
新艇は沖縄本島奥武島にあるサバニ製作の老舗、嶺井造船に依頼して製作。今年の海神祭でこれまで使用してきたサバニと交代することになっている。
引退するサバニは白浜公民館が運営する宿泊施設「海人の家」の体験型プログラムで活用することにしている。大城館長は「これまでのサバニを地域活性につなげていければと思う」と話している。
進水式は暖かい南風が吹く穏やかな陽気の下で行われ、山神と海神に航海安全を祈願。塩と米、神酒でサバニを清めた後、こぎ手たちが乗り込み、初こぎを行った。(曽根田容子通信員)
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