尖閣の3Dジオラマ完成 きょうから一般公開
- 2015年01月14日
- 地域・教育
自然や歴史知る資料に 18日まで、市民会館
石垣市は、尖閣諸島の3Dジオラマ(立体模型)を作製し、「尖閣諸島開拓の日」の14日午後2時半から市民開館展示ホールで公開する。式典は午後3時から市民会館中ホールで開かれる。
ジオラマは尖閣諸島の魚釣島や北小島、南小島、久場島、大正島、岩礁をそれぞれかたどった白色の模型に衛星画像などを投影するシステム。現在の島の状況、植生分布、ヤギの食害、漂着ごみの集積などを立体的に見ることができる。
尖閣諸島自然環境基礎調査事業で作製したもので、ほかにビデオ放映や衛星写真のパネル展なども行う。
中山義隆市長は「尖閣諸島の実情や歴史などを理解してもらいたい。ジオラマは尖閣諸島をPRするいい資料にもなる」と話している。
展示は18日まで。平日は午後2時から同8時。日曜日は午前10時から午後3時まで。展示終了後は市立図書館に常設する。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 主権展示館 「尖閣諸島と日本人」 2021/01/15
- 尖閣諸島情報発信へ 石垣市ふるさと納税を活用 2020/12/03
- 尖閣上陸決議可決へ きょう市議会最終本会議 2020/09/18
- 「字登野城尖閣」変更を可決 真っ向対立も与党賛成多数 2020/06/23
- 尖閣字名変更 効率化目的「急ぐ必要ない」 2020/06/19
- 石垣市 「固有の領土」内外に発信 2020/01/15
- 「国連で尖閣問題発言を」 市議会が意見書を可決 2015/09/16
- 尖閣警備、専従体制に 海上保安庁 2014/04/18
- 「東アジアと交流を」 尖閣諸島開拓の日式典 2014/01/15
- 「早く安心安全な海を」 尖閣国有化から1年 2013/09/11