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野党改正案が廃案 自衛隊基地住民投票条例 与那国

「中学生・永住外国人」で綱引き続く

 開会中の12月定例与那国町議会(糸数健一議長)は19日、野党系町議3人が「与那国島への自衛隊基地建設の民意を問う住民投票に関する条例を一部改正する条例案」を議員提案し、野党の賛成多数で原案可決されたが、外間守吉町長が再議権を行使。採決の結果、賛成は3人となり、再可決に必要な出席議員(6人)の3分の2となる4人の賛成を得られず、同条例案は廃案となった。

 野党の田里千代基氏は「臨時議会の開催を求め、迅速に間違いの是正に取り組みたい」と述べた。

 外間町長は、成長段階にある中学生の投票権など条例内容に望ましくないものがあるとして、改正の条例案に異議を唱えたが、このままの条例では投票が無効になる可能性が高いため、「予算を無駄にしないためにも、投票が無効にならないよう、野党と内容についてすり合わせたい」と話した。

 田里氏は「このままの条例では投票が無効になる可能性が高いと分かっている状態で、改正を受け入れないというのは首長としておかしい。自分の考えが通らないものに反対し続けることは独裁政治だ」と、今のところ歩み寄りの姿勢はみせていない。

 野党が提案した条例改正案は、「無効投票」の項目について「○の記号以外の事項を記載しないもの」と書かれている内容を「○の記号以外の事項を記載したもの」とするもの。

 外間町長は、中学生や永住外国人への投票権付与、投票率に関する規定がないこと、造成工事の大半が進んでいるなかでの住民説明会開催に異議を唱えており、野党の条例改正案は「到底賛同できる条例ではない」と再議に付した。

  • タグ: 与那国町議会自衛隊住民投票
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