「飲酒運転やめて」 三合瓶にシール貼付
- 2014年12月09日
- 社会・経済
八重泉酒造 根絶へ有効活用呼びかけ
事業所などが飲酒運転ゼロの取り組みを競う「第2回飲酒運転根絶企業・飲食店等対抗甲子園八重山地方大会」が31日まで展開されている中、㈲八重泉酒造(座喜味盛二代表取締役)が泡盛三合瓶のボトルネックに「STOP あなたのために、家族のために 飲んだら運転やめましょう」のシールを貼り、飲酒運転防止を呼びかけている。同社の座喜味社長が5日午後、八重山署で八重山地区交通安全協会の野原裕佳会長に同シールを貼った泡盛三合瓶1ケース(12本)を贈り、有効活用を呼びかけた。
座喜味社長によると、同社では1994年からこの取り組みを行っており、今回は用意した5000枚のうち、すでに4000枚をボトルに貼り、市場に出している。
座喜味社長は「酒の造り手として飲酒運転がなくならない現状に心を痛めている。飲んだら絶対に運転しないでほしい。シールに(同社の)社名は入っていないので、みんなで活用してほしい」と呼びかけた。
野原会長は「飲酒運転根絶に向けた環境づくりに役立てたい」とお礼を述べた。
飲酒運転根絶企業・飲食店等対抗大会は▽車を運転する従業員のアルコールチェックや根絶に向けた教育▽飲酒運転をする恐れのある客への声掛け-などの取り組みを事業所ごとに競うもの。石垣市交通安全推進協議会(会長・中山義隆石垣市長)、地区安協(野原会長)、八重山署が共催し、11月1日から行われている。
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