八重農、平板測量で優秀賞 学校農ク全国大会
- 2014年10月24日
- 地域・教育
沖縄開催で石垣の魅力PR 「貴重な経験今後に生かして」
【宜野湾】全国で農業を学ぶ高校生が知識や技術を競う「第65回日本学校農業クラブ全国大会沖縄大会」(主催・日本学校農業クラブ連盟など)は最終日の23日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで成績発表が行われ、八重山農林高校が平板測量競技会で優秀賞に輝いた。
同校は農業鑑定競技会にも出場したが入賞できなかった。また、クラブ員代表者会議に参加したほか、郷土芸能部(鈴木瑛莉部長、部員18人)が式典の歓迎の集いで「まみどーま」などを披露し、石垣島の魅力をPRした。
沖縄で初開催となった大会は全国から320校、3408人の高校生が参加した。2日間の日程で各種発表会と競技会などを行い、同校からは生徒36人が参加した。
平板測量競技会は22日、名護市の羽地ダム多目的広場と北部農林高校で行われ、49校が測量技術を競った。八重農は緑地土木科3年の仲桝人心(ひとみ)君、崎原拓海君、東田匠矢君、島袋周優君の4人が出場。役割を分担した作業で誤差のない測量を目指した結果、16校に与えられた優秀賞を獲得した。
リーダーの仲桝君は「緊張した部分もあったが、いつも通りの測量ができた。優秀賞に驚いている。日ごろの練習の成果が出せてとてもうれしい」と述べ、受賞を喜んだ。
同校の渡久山修校長は「クラブ員担当者会議で、事前の準備と司会進行から最後の意見とりまとめというプロセスの中で、生徒たちは大きく成長したと思う。この貴重な経験を今後に生かしてほしい」と全国大会の感想を述べた。
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