「飲酒運転絶対ノー」 交通違反取り締まり強化へ
八重山署と交通安全協 年末の事故多発を懸念
八重山署(仲村智成署長)と八重山地区交通安全協会(野原裕佳会長)は15日午後、同署で会見し、これから慌ただしくなる年末に向けて交通事故の多発が懸念されることから今後、交通違反指導取り締まりや車両検問をさらに強化していく考えだ。
同署の嘉手苅忠夫副署長は「飲酒運転は絶対にしないこと。制限速度の順守、前方注視を心掛け、特に歩行者に十分に気を付けてほしい」と述べ、交差点で「止まる」「待つ」「確認」を強調した。
同署によると、10月13日時点の管内における交通事故発生件数は前年より1件多い89件で、このうち死亡事故が2件起きている。また、8月末時点で発生した73件の人身事故のうち、36件(49.3㌫)が交差点で起きている。
事故原因は前方不注意が21件で最も多く、交差点での安全確認義務違反が16件と続く。 事故は例年7~8月の夏場に次いで、11~12月に多発する傾向にあることから、同署では▽飲酒運転、信号無視、一時不停止、速度違反などの交通違反指導取り締まり▽交通事故多発地点や飲食店付近での車両検問▽赤色灯を点灯したパトカーでの街頭活動▽広報、啓発活動の強化に重点的に取り組む方針だ。
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