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百条委員会を設置 竹富町議会

賛成多数で百条委員会の設置決議案を可決した竹富町議会臨時議会=12日午後、議場

賛成多数で百条委員会の設置決議案を可決した竹富町議会臨時議会=12日午後、議場

補正予算の専決処分調査へ
15日に証人尋問、22日に報告

 竹富町議会(西大舛髙旬議長)は12日午後、臨時議会を開き、百条委員会を設置する決議案を賛成7、反対3の賛成多数で可決した。野党の7人が賛成、与党の3人が反対した。同議会の百条委設置は初めて。調査内容は「専決処分の2012年度一般会計補正予算」で会期は22日までの11日間。13日に委員会の進め方や事業概要を確認した後、15日に証人尋問などの調査を行い、21日に報告内容を確認。22日に本会議を開いて調査内容を報告する。

 同委員会の設置決議案は東迎一博氏が提案。東迎、新田長男、宮良用範、前泊竹宏、嘉良直、大石功幸、島仲秀憲の各氏が賛成、新博文、仲里俊一、渡久山康秀の各氏は反対。

 百条委の委員は野党の7人。委員長には宮良氏、副委員長に嘉良氏が選任された。宮良氏は「百条委員会は初めてのことで大変緊張している。補正予算の専決処分を中心に監督責任がどこにあったのか、最後まで追及する」と話した。

 当局は波照間製糖工場整備工事に係る管理委託費約5100万円について、2012年度末の13年3月31日までに明許繰り越し手続きを行ったとしているが、13年度に入って同予算の明許繰り越し手続きを行っていなかったことが分かり、野党系町議らは日付を12年度内に偽造して決裁したとみている。

 明許繰り越し手続きが行われた同予算案は川満栄長町長は専決処分し、13年4月12日の臨時議会に12年度一般会計補正予算の専決処分の承認案件として上程、全会一致で不承認とされている。

 

【百条委員会】

 地方議会が地方自治法100条に基づいて設置する特別委員会の通称。自治体の事務に疑惑や不祥事があった際、事実関係を調査するため設置し、関係者の出頭や証言、記録提出を求めることができる。

 虚偽の証言や正当な理由のない証言拒否には罰則があり、議会は虚偽の証言や正当な理由のない証言拒否があった場合、告発しなければならないとされている。

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