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本にかび、いすに傷み 県立分館、閉鎖から2年余

県立図書館八重山分館に収蔵されている資料を視察する市立図書館の吉見武浩館長(左)ら=26日午後

県立図書館八重山分館に収蔵されている資料を視察する市立図書館の吉見武浩館長(左)ら=26日午後

市立図書館協 「資料の劣化激しい」

 石垣市立図書館協議会(松村由利子会長)の委員と同館の吉見武浩館長ら7人は26日午後、約2年前に閉館した県立図書館八重山分館を訪れ、収蔵資料の状況を視察した。1階の書庫では背表紙にかびが生えた資料があったほか、2階の閲覧室にあるいすにも傷みがみられ、委員からは「貴重な資料が保てるような状況をつくることが大事」などの指摘が出た。

 分館は2012年3月31日に閉館。蔵書約8万冊は閉鎖後も置かれたままとなっている。管理はこれまで八重山教育事務所に配置された専任の職員1人が行ってきたが、本年度から削減され、同事務所総務班の職員が交代で管理しているという。このため、週に2、3回行っていた館内の換気は本年度、2週間に1回程度になっているという。

 視察後、同協議会の登野城ルリ子副会長は「今の状態だと湿気で写真集や新聞など貴重な資料の劣化が激しい。この建物を生かして貴重な資料が保てるような状況をつくることが大事」と強調。

 吉見館長は「この状態では1年と持たない。もう手に入らない資料もたくさんあり、仮の保管場所などを早急に考える必要性を感じている」と話した。

  • タグ: 石垣市立図書館協議会
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