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チョウで南国ムード演出 南ぬ島石垣空港

「光庭」でオオゴマダラやツマベニチョウの世話をする座喜味盛二さん(左)と宮田健司さん=16日正午すぎ、南ぬ島石垣空港

「光庭」でオオゴマダラやツマベニチョウの世話をする座喜味盛二さん(左)と宮田健司さん=16日正午すぎ、南ぬ島石垣空港

座喜味さんと宮田さんが一役 開港以来、世話欠かさず

 南ぬ島石垣空港内航空会社のカウンター後方にある中庭、通称「光庭」で優雅に舞う石垣市蝶のオオゴマダラ、竹富町蝶のツマベニチョウは、ボランティアの手で飼育されている。座喜味盛二さん(63)=石垣=と宮田健司さん(70)=平得=が昨年3月7日の開港以来、エサを与えたり、幼虫の食草に水をやったりして管理、南国らしさの演出に一役買っている。

 

■観光客に人気

 「光庭」には南国の樹木のほか、鉢植えされた食草のホウライカガミやギョボクが置かれ、時期によっては金色に輝くオオゴマダラのさなぎを見ることもできる。観光客らに人気で撮影ポイントにもなっている。

 座喜味さんは自宅で飼育したチョウやさなぎを提供。毎日、朝晩に訪れ、霧吹きを使ってエサをやる。中身はスポーツドリンク。「いろいろ試してみたが、甘味のあるスポーツドリンクが一番よい」とか。チョウは数百匹いるとみられるが、「数えたことはない」。

 座喜味さんは「チョウは夏場、暑くてばてる。冬は20度を切ると動かなくなる。年間を通じて舞わせるのは並大抵のことではない」と難しさも感じたという。

 石垣空港ターミナル社の石垣泰生代表取締役専務は「『光庭』は観光客に好評。2人が熱心に世話をしており、市のチョウと竹富町のチョウで南国ムードを演出している」と感謝する。

 

■那覇がライバル

 一方、2人とも那覇市が3月、オオゴマダラを市のチョウに制定したことに危機感を抱く。宮田さんは「オオゴマダラは石垣市を代表するチョウ。市内にもオオゴマダラが増えてほしい。市も取り組みを強化して」と要望する。

 現在は解散している「オオゴマダラを育てる石垣市民の会」のメンバーとして、ホウライカガミの苗2000鉢を無償配布する活動を行った座喜味さんは「もっともっと身近なチョウになってもらい、増やしてもらいたい。このままだと那覇市にお株を奪われかねない。私も石垣市のチョウとしてPRしていきたい」と話した。

  • タグ: 南ぬ島石垣空港オオコマダラ
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