3年ぶり7万㌧突破 石糖、今期操業終了
- 2014年04月17日
石垣島製糖(加納成浩社長)は15日、今期操業を終えた。今期の原料生産量は当初予定の6万4876㌧を6600㌧上回る7万1482㌧となり、3年ぶりに7万㌧を突破した。
甘しゃ糖度は14.69度(前期14.55度)と前期を0.14度上回った。農家が支払いを受けた原料代金は1㌧当たり平均5636円(同5445円)。全体で4億291万円で前期を3337万円下回った。
今期は1月8日から98日間操業。
収穫面積1306㌶(前期比13㌶減)、10㌃当たりの単位収量は5474㌔(前期5145㌔)。
1日当たりの産糖量は92㌧(前期97㌧)。砂糖歩留まりは速報値で11.70%(前期12.43%)でいずれも前期を下回った。
収穫体系は、機械刈り67.0%で前期比8.1%増、無脱葉原料27.5%で同6.4%減、手刈り原料5.5%で同1.7%減となった。
加納社長は16日午後、同社会議室で開かれた操業終了式であいさつし、「今期は当初計画よりも10%増のありがたい誤算だった。最終歩留まりはまだ確定していないが、収穫が増えた分、製品も増えたことは確実。今後も効率的に肥培管理をして単位収量アップにつなげてもらいたい」と述べた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 生産量7万㌧台見込む 石垣島製糖、今期操業スタート 2020/12/15
- 西表、波照間で製糖開始 生産量11万620㌧見込む 2019/12/06
- 早めに散水呼びかけ 市干ばつ対策会議 2018/05/31
- 生産量は13万4675㌧ サトウキビ 2018/05/18
- 12月4日に操業開始 石垣島製糖 2017/11/09
- 誰も農業を継がないのであれば… 2017/06/18
- カンシャワタアブラムシがまん延 2017/04/12
- キビへの支援策求める 天候不良、収穫遅れを憂慮 2016/04/01
- イネヨトウ防除作業実施 サトウキビ畑にチューブ設置 2016/03/07
- 今期操業始まる 石垣島製糖 2015/12/20