おいしい給食、楽しいね 学校給食センター
- 2014年04月08日
- 地域・教育
開所後、初の配送
新しく学校給食センター(宮良信世所長)が開所してから初めての給食が7日、石垣市内の小中学校に配送され、登野城小学校(浦崎喬校長、児童525人)で中山義隆市長、玉津博克教育長、石垣朝子教育委員長が4年生と一緒に給食を満喫した。
この日の献立は黒紫米、チキンの照り焼き、地元産マグロの中身汁、牛乳、お祝いとして配られたかるかんの5品。宮良所長によると、チキンの照り焼きは新たに導入したスチームコンベクションオーブンを使用したという。
これまで各校で保管していたトレーが同センターから配送され、回収まで行うようになったほか、食缶やはし入れなどもすべて新しくなった。さらに食器類が3種類から5種類に増え、この日は戸惑う児童の姿も見られたが、トラブルもなく準備が進められた。
大濱慎恭(よしやす)君(9)と島袋源己(げんき)君(同)は「チキンが一番おいしかった」と満足げ。「お皿がきれいになったのもうれしい。まだ今後のメニューがはっきりと分からないが、すごく楽しみ」と語った。
石垣委員長は「とてもおいしかったし、子どもたちの関心事も聞けて良かった」と述べ、同センターの果たす役割について「3食のうちの1食を給食が担っており、食育を考える上で求められるものは大きいと感じた」と語った。
中山市長は児童らに「これまでできなかったメニューが提供できるようになった。おいしい給食をたくさん食べ、健康で元気な体をつくってほしい」と呼びかけた。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 「おいしい」9割超 学校給食 2019/02/27
- 食育充実で実践発表 学校給食研 2019/02/09
- アンケート実施へ 調理業務等委託検証委 2018/11/28
- 「カレー、とてもおいしい」 2017/09/02
- 小中18校で地産食材給食 子どもたちがかき揚げに舌鼓 2017/03/11
- 給食費4月から値上げへ 給食センター運営委 2015/01/31
- 多彩なメニューを提供 学校給食センターが開所 2014/04/05
- 給食に七草がゆ 2014/01/08