海の生き物を観察 真栄里海岸
- 2014年03月03日
- 地域・教育
サンゴの健康度チェック
石垣島サンゴウィークの一環として、海の自然教室イノーのコーラルウオッチ(環境省那覇自然環境事務所主催)が2日午後、真栄里海岸で開かれ、親子連れなど約40人が参加、サンゴ礁の生き物を観察した。
参加者は真栄里海岸のイノー(サンゴ礁に囲まれた浅瀬)を歩き、水中メガネとサンゴの健康度を示す色見本を使ってチェックした。
今回で2回目という山田太智君(新川小2年)は「海の生物が好きで参加した。サンゴの形や熱帯魚、ヒトデも観察できたので楽しかった」と喜んだ。
初参加の平良美夢さん(登野城小5年)は「サンゴが白化しているものもあったので勉強になった。海が汚れていると感じたのでごみを捨てないでほしい」と訴えた。
同事務所の春口洋貴アクティブ・レンジャーは「白化現象が進むサンゴを見て、多くの子どもたちがサンゴに関心を持ってくれれば」と呼びかけた。
観察会終了後、参加者はサンゴサポーターで詩人の俵万智さんの指導でサンゴの様子を短歌にしたりした。
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