八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

平得愛馬同好会 愛好家が15年前に結成

平得のカタバル馬では編み笠でりりしく装った花馬(乙女乗馬)も登場=2012年1月8日

平得のカタバル馬では編み笠でりりしく装った花馬(乙女乗馬)も登場=2012年1月8日

新本さんの馬小屋付近の農道では、愛馬を走らせる会員の姿も見られる=平得の農道=2013年12月11日

種子取祭でカタバル馬披露

 八重山では十数年前まで、種子取祭のカタバル馬やイベントでの競馬、農耕馬などで馬に携わる人が多く、愛好会や各地域でも馬に乗る人がいたが、近年は馬に乗る人が減り、メンバーも高齢化するなど、活動の減少や休止状態の会もあるという。

 以前は平得や大浜、白保、川平などでも競馬が盛んに行われてきたが、車社会にともなう道路の舗装などが進み、蹄鉄(ていてつ)をつけた馬が走ることが困難なアスファルトの道路が増えたことにより、レースができる場所も減ってきた。

 平得の農道(現・沖縄ヤマト運輸石垣島支店付近)や真栄里(現ANAインターコンチネンタル石垣リゾート前)などでも行われていたという。

 しかし、レースの機会が減り、会員の高齢化、馬に乗れる人も少なくなり、現在では種子取祭や観光などでしか馬と触れ合う機会がない。

 15年ほど前に結成された平得愛馬同好会では、伝統行事の種子取祭でカタバル馬を披露するほか、5月の大型連休には名蔵の海岸で馬遊びなども行っている。

 会員の新本信市さん(72)=平得在住=は「子どものころは石垣島だけでなく、周囲の離島からも30頭以上の馬が競馬に参加し、大いに盛り上がった。つながれている多くの馬の姿に興奮したのを覚えている。最近では、馬に乗れる人も減ってきているが、馬文化を絶やさないためにも若い人たちなど会員の拡充を図っていきたい」と話した。

 同会では旧石垣空港の解体後、さら地になった滑走路で空港お別れ記念としての競馬などのイベントができないかと考えている。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム