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「ヤマネコの事故防止を」 連絡会議が発足

イリオモテヤマネコの交通事故防止に向け発足した連絡会議。今後の取り組みなどを確認した=29日午後、石垣港離島ターミナル

イリオモテヤマネコの交通事故防止に向け発足した連絡会議。今後の取り組みなどを確認した=29日午後、石垣港離島ターミナル

公民館にも参加呼びかけ

 国の特別天然記念物イリオモテヤマネコの交通事故が相次いだことで、環境省那覇自然保護官事務所や林野庁沖縄森林管理所、県、竹富町など関係機関23団体による「イリオモテヤマネコの交通事故発生防止に関する連絡会議」が20日、正式に発足した。同日午後、石垣港離島ターミナル会議室で連絡会議が開かれ、設置要項などを承認した。同会議では西表島内の各公民館に参加を呼びかけていく。

 同会議はヤマネコの交通事故を防止するため、自然保護や、道路管理に関連する関係行政機関・団体が効果的に対策ができるように情報の共有と連携を図るのが目的。

 ヤマネコの交通事故は今年に入って6件発生、5頭の事故死が確認されており、会議では西表野生生物保護センターの福田真自然保護官がこれまでの事故発生状況を説明。

 八重山土木事務所道路整備班の志良堂友彦技師が島内の県道に113基設置されている「ネコボックス」の活用状況や使用されていないネコボックスの改修など、今後の対応について話した。

 今後の活動として野生生物保護センターは交通事故発生防止に関する整理ファイルの作成を提案。事故発生のメカニズム解析やハード面の対策など情報の共有化を図っていく。

 町自然環境課ではデータに基づいて事故危険区間を抽出し、モデル区間の設定などを提案。同課の與那城博さんは「モデル区間の速度設定などを検討していく必要がある」と述べた。

 環境省那覇自然保護官事務所野生生物課の坂口法明課長は「連絡会議を通じ、連携した取り組みに向けて情報の共有化を図り、取り組んでいきたい」と話した。

 会議では、21日午前10時から南ぬ島石垣空港到着ロビーでヤマネコやカンムリワシの交通事故防止チラシ配りを行うことを決めた。

  • タグ: イリオモテヤマネコ
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