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情報発信戦略の見直しへ ターゲットを意識したPR

3月7日に開港した南ぬ島石垣空港。その後、観光客数が大幅に伸びた

3月7日に開港した南ぬ島石垣空港。その後、観光客数が大幅に伸びた

長く愛される石垣島ブランド

 南ぬ島石垣空港の開港以降、予想を超える数の観光客が訪れ、一時的にホテルが確保できなくなるなど、各方面で受け入れ態勢の課題が浮き彫りになったとして、石垣市は情報発信戦略の見直しを進めている。これまでは「誰でもおいで」とすべての客層に働きかけていたが、12月以降はターゲットを意識したPRに転換する予定だ。

 2013年の入域観光客数は、新空港効果で90万人を超える勢い。観光基本計画は20年までに100万人を達成する目標を掲げているが、このままのペースだと短期間でクリアする可能性がある。

 市観光文化課によると「各方面でオーバーフローを経験した」として▽サービスや設備に対するクレーム▽客は増えたが、宿泊施設などは不景気時に設定した低単価のまま▽天候不良が続く時期のコンテンツ力の弱さ—などの課題が出てきたという。

 このため、市が12月以降の年度内に行う国内・台湾向けの開港年企画広告では「長く愛される石垣島(八重山)ブランドを創りあげていくことが重要」として、課題解決につながるPRを展開する予定だ。

 国内向けは▽ゆったりとした時間に価値を見いだす層▽リピーターになりうる層▽人が少ない時期に価値を見いだす層—を意識した戦略を展開。冬場の観光魅力に乏しいとの指摘が出ている台湾については、通年を通して誘客強化のできる内容をアピールしていく。

 台湾の航空会社と意見交換を続けている八重山経済人会議の大浜一郎代表幹事は「何か目的をもって自分のために体験したい、知りたいという個人の思いに対応できるようにしてほしい。目的をもって来てもらえるようにしないと、いずれ飽きられる」と指摘する。

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