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「緊急性のない受診控えて」 救急医らが呼びかけ

救急医療の現状や課題が指摘された八重山病院の市民講演会=14日午後8時ごろ、石垣市健康福祉センター視聴覚室

救急医療の現状や課題が指摘された八重山病院の市民講演会=14日午後8時ごろ、石垣市健康福祉センター視聴覚室

八重山病院講演会

 県立八重山病院の市民講演会が14日夜、石垣市健康福祉センターで行われた。救急室に勤務する医師や看護師が、酔っぱらいや軽症患者など不適切な事例を紹介しながら「緊急性のない救急受診は控えて」と呼びかけた。

 今回の講演会は「救急医療ってなぁに?」をテーマに救急医の紙尾均さん、内科医の鈴木英章さん、救急看護師の久場島わかなさんが担当した。

 紙尾さんは、救急医療の現場について「救急医がおらず、需要(患者)と供給(医師など医療資源)のバランスが崩れている。救急医療はいつ崩壊してもおかしくない。八重山病院は緊急性の高い、重症度の高い患者に専念できるようにしてもらいたい」と述べた。

 鈴木さんは、内科の当直医師が34時間連続で勤務する実態を報告。「多い医師で月に5、6回。体もつらくなり、これでは医療資源も枯渇する。病院が新しくなっても内科医師は34時間勤務に耐え続けられない。これでは後任の医師も来ない」と話した。

 久場島さんは「救急医療で一番大事なのは救命と応急措置。緊急性の患者を見逃したくない。本当の救急患者を診たい」と訴えた。

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