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「石垣市が再開を」 休日夜間診療所体制

第7回石垣市一次医療のあり方に関する検討委員会で答申書案を審議する委員ら=13日午後8時ごろ、石垣市健康福祉センター

第7回石垣市一次医療のあり方に関する検討委員会で答申書案を審議する委員ら=13日午後8時ごろ、石垣市健康福祉センター

来週、市長に答申へ 初診加算料金引き上げも

 石垣市一次医療のあり方に関する検討委員会(会長・宮平康弘八重山の医療を守る郡民の会会長、委員19人)は13日夜、市健康福祉センターで開いた第7回会合で、中山義隆市長に答申する内容をまとめた。休日夜間診療体制の構築について市の責任を明記、課題となる医師の確保についても調査研究し、早急に診療体制を構築するよう求めている。また、民間開業医での「かかりつけ医」受診を促すため、県立八重山病院での初診加算料金(現行1050円)などの引き上げを盛り込んだ。

 

 検討委は来週、市長に答申する。市はこれを受け、診療所の場所や医師確保について具体的な検討を始める見通しだ。診療所の場所については新八重山病院に併設、あるいは隣接するかどうか結論は出なかったが、新病院の基本計画の策定作業が具体化する中、市の判断が求められそうだ。

 夜間休日診療所を兼ねた一次救急医療体制について答申案は「市が責任をもって構築しなければならない」と強調。医師確保についても「八重山病院の医師に負担をかけてはならない」と指摘したうえで、与那国町の指定管理者制度(公益社団法人地域医療振興協議会)や他自治体の取り組みなどを参考に研究するよう提起する。

 県立八重山病院で支払う「初診加算料金」は、紹介状のない外来患者が県立で診察を受ける際、初診料に加えて支払う自己負担分。引き上げにより、民間の「かかりつけ医」での受診を促して県立の負担を軽減し、県立には救急やがん医療など緊急性、専門性の高い医療に専念してもらう狙いがある。答申は「(県立病院の)高度な医療水準を保つために必要な措置」と指摘した。

 宮平会長は検討委終了後、「診療所再開に向け、市には予算確保と人材確保に取り組んでもらいたい。また、来年1月から個人で夜間診療を行う上原内科医院を何らかの形で応援できないか考えてもらいたい」と要望した。

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