地区交安協創立60周年 盛大に記念式典・祝賀会
- 2013年10月13日
- 社会・経済
記念事業で石碑や看板設置
八重山地区交通安全協会(野原裕佳会長)の創立60周年記念式典・祝賀会が12日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラで開かれ、63個人、43団体に表彰状や感謝状を贈った。同協会は1953年の発足以来、10年ごとの記念事業では各地に交通安全を啓発する石碑や塔を建立。今回は記念事業として南ぬ島石垣空港前にマスコットキャラクター「ぱいーぐる」の等身大の像を作製。西表島には交通安全の看板設置、与那国島に交通安全の碑を建立し、記念誌も発刊する。(9面に表彰者名簿)
同協会は1953年9月に県交通安全協会八重山支部として発足。57年に八重山地区交通安全協会に改称し、年4回の交通安全運動をはじめ、飲酒運転の根絶や交通事故防止に向けた各種啓発活動を実施してきた。
式典で野原会長は「民間の交通安全推進母体として歴代役職員、会員が地道な努力を続け有形、無形の多大な成果を挙げてきた。60周年の記念すべきこの時を契機に決意を新たにして地域に密着した交通事故防止に努力したい」と式辞。
小禄重信八重山署長の祝辞の後、63個人・43団体に表彰状や感謝状が贈られ、笠原俊彦県警本部長(代読)、比嘉良雄県交通安全協会連合会長、中山義隆石垣市長(代読)がそれぞれ来賓祝辞を述べた。
受賞者を代表して交通安全厚労を受けた玻座真武さんが「60周年の節目にこのような賞をいただき身に余る光栄。多くの役員、地域の皆さんのおかげで60周年を迎えたことに敬意を表するとともに、今後も明るく住みよい社会づくりのため皆さんとともに頑張りたい」と礼を述べた。
続いて開かれた祝賀会では同協会役員や石垣市、竹富町、与那国町交通安全母の会による舞踊「鷲ぬ鳥節」や「目出たい節」が披露されたほか、ミヤギマモルさんが「八重山交通安全音頭」を熱唱、参加した大勢の関係者が同協会の節目を祝った。
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