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「小さなことでも相談を」 幼児期子育て

まきら幼稚園の子育てに関するPTA研修会で、背中合わせで会話をする保護者たち=11日午前、同園

まきら幼稚園の子育てに関するPTA研修会で、背中合わせで会話をする保護者たち=11日午前、同園

全園で5人の相談員を配置
保育補助や教育の充実図る 石垣市

 地域の幼児期の子育て支援の充実を図ろうと石垣市は7月から、市立幼稚園全園に地域交流子育て相談員5人を配置、子育てに関する相談や情報発信、保育の補助などの業務に取り組んでいる。11日午前、まきら幼稚園(大兼和佳子園長、園児39人)で開かれたPTA研修会では、子育て支援特定非営利活動法人「てぃんくる・やいま」の鹿川保幸理事が親子関係のつくり方について講話、参加者が子育てへの理解を深めた。まきら幼稚園など4園を担当する原田礼子相談員は「まずは存在を知ってもらい、小さなことでも相談してほしい」と呼びかけている。

 地域交流子育て相談員は週に3回出勤し、主に子育ての相談業務や、保育の補助などを行っている。現在、5人の相談員がそれぞれ3〜4園を担当し、業務に当たっている。

 11日午前、活動の一環として開かれたPTA研修会で鹿川理事は効果的な子どもの褒め方やしかり方などについて言及。

 保護者が2人1組で▽向かい合う▽1人が立ち上がる▽背中合わせになる—など、多様な状況で会話をする実験も行われ、鹿川理事が「全部家の中で行われていること。向かい合って同じ目線で会話するのがベストだが、そうでないことが多い」と強調した。

 鹿川理事は何について褒め、しかったのかを子どもに具体的に伝えることで子どもの行動が変わってくるといい、「上手に伝えることで、悪い所が減り、良い所が増えるようになる。できて当たり前ではなく、できたことを褒めてあげてほしい」と呼びかけた。

 同園の天久朝景PTA会長(32)は「子どもとの接し方に足りない部分があった。子どもの立場に立った子育てを考えていきたい」、西里美保さん(37)は「子育てに困っている人がたくさんいると思うので、こういう機会は助かる。子どものために親も育たないといけないと思う」と感想を述べた。

 原田相談員によると、相談は徐々に増えてきており、今後はアンケートなどを通して保護者が抱えている問題をさらに把握していきたい考えだ。

 原田相談員は「通っている幼稚園に問い合わせてもらえればいつでも場所と時間は設定する。一人で悩まず、小さなことでも相談してほしい」と呼びかけている。

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