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小雨まじりのある日の午後、くねくねと続く…

 小雨まじりのある日の午後、くねくねと続く石垣島天文台への道を登って行った▼雨?昼? これで星が見えるのかな? いやいや、きょうは星の観測ではなく天文台に新設された投影装置が映し出すという全宇宙の立体像を見学に出かけるのだ。友人、家族、総勢5人が期待に胸を弾ませて車を走らせているのである▼実に素晴らしい映像であった。微細な電子装置が施された黒色の立体眼鏡をかけて前方のスクリーンを見るのだが、次々とさまざまな空間が投影されて眩曇のするような驚きの連続であった。例えば今、自分のいる位置から星が生まれ、それが宇宙の果てまで流れていくような感覚▼大げさに言えば、ビック・バンからビック・クランチまでを堪能したような気持ちである。ああ、ここは瞑想(めいそう)に最適な場所だと思いながら、スクリーンに食い入っていた▼というより、銀河系を飛び出しマゼラン星雲やアンドロメダ星雲を通過、宇宙の果てに行き着き、また帰還しながらまるで宇宙生成の根源的時間の中で遊んでいる思い▼宮地竹史所長の懇切丁寧な解説に想像力が激しく刺激され、観光客を含めた見物人が皆、感嘆の声を上げる。「スゴイ!」。市民の皆さん、皆さんも一度、石垣島天文台で宇宙の始まりを体験されてみてはいかがですか?(八重洋一郎)

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