医師会事務所が開設 来年1月から1階で夜間診療
一般社団法人八重山地区医師会(上原秀政会長、会員38人)は9日、八重山生コン工業向かいの石垣市登野城458に事務所を開設した。これまで市内の会計事務所に居候する形で事務を行ってきたが、今後は専任の事務員が常駐する独立した事務所が活動拠点となる。10月からは八重山産業保健センターの業務もスタートさせる。
建物と敷地は上原内科院を経営する上原会長の所有。1090平方㍍の敷地に建築面積99平方㍍の2階建て。2階を医師会事務所とし、1階は同内科院の移転先となる。同院は来年1月中旬ごろから夜間診療を開始する予定だ。
同日正午すぎから関係者を招いた祝賀会があり、上原会長は「医師会の基礎づくりができた。予防接種や学校医、マラソン大会の救護などの公益事業、災害時のボランティア活動など、医師という特別職の集まりにしかできない仕事がある。これからはこの事務所が拠点となる」とあいさつした。
上原内科院が行う診療は▽月・火・木・金曜日午後5時~午後10時▽土曜日午後1時~午後6時—で水・日・祝日は休診。
上原会長は「これが母体となって、八重山地区医師会立の夜間救急診療に引き継いでいければ」と期待、本竹秀光副院長は「八重山病院の医師の負担軽減になることを期待する」と話した。
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