開港半年で100万人突破 全国18番目の乗降客数
1日最大85便に 増便や新規乗り入れで便数大幅増
南ぬ島石垣空港は7日、3月7日の開港から半年を迎える。開港による観光需要の高まりを見込んだ新規路線の開設、既存路線の拡充などにより、1日当たりの発着便数は定期便だけで現在81便と、旧空港の平均60便前後を大幅に上回っている。台湾線が就航する日は83便、13日から就航するピーチの那覇線が加わると85便に増え、開港から半年で“超過密空港”の様相を呈する。
県から管理を委託されている石垣空港管理事務所(所長・上地正宏石垣市空港課長)によると、3月7日からの乗降客数は8月24日時点ですでに100万人を突破、8月31日末現在で104万8206人を数えた。6月の乗降客数14万9915人は、全国の空港で18番目。地方管理空港では神戸の18万482人に次いで2番目に多く、国管理の函館、大分、高松、北九州をもしのぐ。
石垣空港は午前8時10分の始発から午後8時25分の最終まで計83便が運航。午前10時台は13便が離着陸する最も混み合う時間帯で、ピーチの石垣発便を加えると14便になる。このほか海上保安庁の機材やプライベート機の利用もある。
空港管理事務所は、旧空港より6人多い19人体制(非常勤9人含む)で管理業務に当たる。上地所長は「スポットのやりくりに苦慮している。とくに遅延が出た場合、後の便まで影響する」と話した。
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