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八重山、ホテル稼働率が好調 新空港開港で観光客増

リゾートホテル客室稼働率

リゾートホテル客室稼働率

客室単価も回復の兆し

 南ぬ島石垣空港の開港以降、観光客が大幅に増えたことに伴い、八重山地区内のホテルの客室稼働率が好調に推移していることが、沖縄振興開発金融公庫の調査結果で分かった。開港した月の3月から6月までの平均稼働率はリゾートホテルで79.9%、宿泊特化型ホテル(ビジネスホテルなど)で69.6%となり、それぞれ前年同期より11.6、8・5ポイント上昇した。客室単価はほぼ前年並みだが、稼働率の向上で1室当たりの売上高が伸びている。

 公庫の2012年度県内主要ホテルの稼働状況調査は、八重山では一部離島を含むリゾートホテル6施設、宿泊特化ホテル7施設が対象。八重山に限り、新空港開港後の稼働状況も分析した。

 とくにリゾートホテルの稼働率が大幅に伸びており、ピークの3月は93.3%と90%を超えた。宿泊特化ホテルは同月で76.7%だった。

 一方、客室単価はリゾートホテルで平均1万2726円(前年同期1万2722円)、宿泊特化で5906円(同5886円)とわずかながら上昇。公庫は「県内では前年を下回っている。宿泊需要の高まりから、一部でこれまでの価格競争から脱却し、客室単価の回復の兆しがみられている」としている。

 稼働率の向上と客室単価の改善により、1室当たりの平均売上高はリゾートホテルで1万85円(同8593円)、宿泊特化で4106円(同3599円)となり、それぞれ1492円、507円のアップとなった。

 ホテル業も営む石垣市観光交流協会の宮平康弘会長は「4、5年前から下がってきた単価が回復しておらず、ホテル業界としては経営的に厳しく、数でやりくりしているのが現状。数を維持しつつ、ホテルの魅力や客の満足度を高めながら徐々に回復していければ」と話した。

 公庫は「宿泊客がホテルで過ごす時間の価値を向上させ、客室単価の回復を図る」「顧客との信頼関係を構築できるホスピタリティの向上や外国人観光客に対応するための語学教育が求められており、官民一体となって人材育成に取り組む」などアドバイスしている。

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