今月から利用制限 市立文化会館
築51年、老朽化進む 活動団体に移転求める
石垣市教育委員会は老朽化が進んでいる市立文化会館の一般利用を9月から制限している。現在、青少年センターと市文化協会が同施設を活動の場として使っているが、市教委は「何か起きてからでは遅い」として、両団体に早急に他の拠点に移転するよう求めている。
同館は1952年、当時の記念運動場の一角(現在の市立大川保育所敷地)に設立された八重山琉米新善文化会館を62年に新築移転。72年の本土復帰に伴い、市立文化会館と改称された。
築51年で老朽化が進み、大ホールの天井裏や入り口近くの軒天のセメント部分がはがれ落ちるなど、危険な状態となっている。
市教委によると、建て替えの予定はなく、今後の具体的な方針は決まっていないという。
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