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宮良ヤラブ並木分断の恐れ 文化財追加指定予定地

リゾート型分譲マンションのフェンス建設予定地。基礎部分の工事はもう終えており、並木分断の可能性がある=2日午後、宮良ヤラブ並木

リゾート型分譲マンションのフェンス建設予定地。基礎部分の工事はもう終えており、並木分断の可能性がある=2日午後、宮良ヤラブ並木

地主に協力訴えへ

 石垣市文化財審議会(石垣博孝委員長)から市指定文化財の「宮良のヤラブ並木」の追加指定をするよう答申を受けている石垣市教育委員会(高木健委員長、委員4人)は2日午後、現地を視察し、リゾート型分譲マンションの建設に伴うフェンスの設置で並木が分断される可能性のあることを確認、土地所有者の㈲マルナカ(本社・香川県)に保護するよう協力を求めていく方針を決めた。

 追加指定予定地には、十数本のヤラブがある。同社はヤラブ並木を分断する形で高さ約1.3㍍のフェンスの設置を予定しており、すでに基礎部分の工事を終えている。

 同日中に市教委で開いた臨時会で玉津博克教育長は、フェンスが設置された場合に並木の一体感がなくなってしまうと指摘、「文化財の重要性や意義を伝え、設置の見直しなどについて協力を求める必要がある」と訴えた。

 工期が9月いっぱいの計画で急を要することから、高木委員長は「早急に土地所有者と話し合いの場を持ち、誠意を持って対応してほしい」と担当の文化財課に求めた。

 「宮良浜川原のヤラブ(テリハボク)並木」は、宮良橋付近の国道390号の南側に104本が列をつくる。明治初期に宮良村の人が旧道路の開通を記念して植栽したのが始まりとされ、2010年3月26日に市指定文化財に指定された。

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