消火活動など体験
川平で初の防災教室
石垣市消防本部川平出張所(川満陽一所長)による初の防災教室が1日午後、同出張所であり、住民20人余りが参加した。
9月1日の「防災の日」にちなみ、家庭でできる防災やインターネットを利用した防災情報の活用法を学ぼうと開かれた。
講話の中で川満所長は「(地震発生時の)1~2秒間は何もできない。最初の一撃から身を守ることが必要」と話し、家具の固定、避難の際には3日分の食料と1日2~3㍑の飲料水が必要-とアドバイスした。
ネットを用いた防災情報の活用では、NPO八重山ハザードマップ研究会会長の十河学さんが被災地で役立った情報ツールとして、フェイスブックの災害用伝言板、Googleパーソンファインダー(安否情報)などを紹介。「ふだんから使い慣れることが大事」と強調。避難地などを集約した八重山ハザードマップの利用も勧めた。
後半は救急や救助、消火活動を体験。非常食の試食も行われた。
安西沙耶さん(29)は「女性でもできることが多くあることが分かり、とても勉強になった」、清水喜八郎さん(58)は「消火栓にホースを接続した消火活動は初の体験。防災への意識が高まった」と話した。
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