レンタカーステーションオープン 利用者の利便性向上へ
- 2013年09月01日
- 社会・経済
南ぬ島石垣空港入り口に隣接する石垣島レンタカーステーション(㈱SOUKEN・石垣宗憲代表)が1日、オープンするのを前に、8月31日夕、内覧会・落成式が同所で行われた。同ステーションには6社が入居可能で、31日時点ではレンタカー業者4営業所が進出、残る2業者とも調整を進めている。隣接地には近日中に給油所もオープン予定で、観光の移動手段として定着しているレンタカー利用者の利便性が向上することで、観光振興への期待が高まっている。
同社によると、空港に向かって進入道路左側の約1万4500平方㍍に各営業所の事務所と約400台分の駐車スペースを確保。進入道路の右側9900平方㍍は約300台の駐車スペースがあり、一般向けのコインパーキングや空港従業員の駐車場を予定している。
ステーションー空港間は各レンタカー営業所が共同運行するシャトルバスで利用客を送迎する方向で調整を進めている。隣接地では石垣エスエスグループ(大浜一郎社長)の石垣空港サービスステーションが11日にオープンする予定で、レンタカー営業所が集積されることでレンタカー利用者の利便性が大幅に向上する。
31日夕、同所で行われた内覧会・落成式で石垣代表は「島外から訪れる人々のレンタカー需要が大きくなる中、新空港の建設当初から準備を進め、レンタカーの起点となるステーションが完成し、地域に大きく貢献できると信じている」とあいさつ。
会場には入居するレンタカー業者をはじめ、観光、行政など大勢の関係者や地域住民が来場し、空港に隣接する全国でも珍しいレンタカーステーションの落成を祝った。
また、石垣市観光交流協会の宮平康弘会長は「レンタカーステーションの完成を観光業者としても心強く思っている。入域観光客が好調に推移する中、この勢いを持続できるようにレンタカー業界やステーションと一緒に頑張っていきたい」と意気込みを話した。
- 地図
関連するニュース
- 関連するニュースはありません。