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イリオモテヤマネコ 事故防止キャンペーン

イリオモテヤマネコの目撃情報があった地点と交通事故が発生した地点=提供・西表野生生物保護センター

イリオモテヤマネコの目撃情報があった地点と交通事故が発生した地点=提供・西表野生生物保護センター

今年事故5件、4匹死亡 9月1日から10月31日まで

 イリオモテヤマネコの交通死亡事故が今年に入って4件発生している状況から、竹富町(川満栄長町長)は9月1日から10月31日まで、イリオモテヤマネコ事故防止キャンペーンを実施する。町主催のキャンペーンは初めてで、30日午後、町長室で会見した川満町長は「イリオモテヤマネコは西表島のシンボルとして認知されており、徹底して保護していくためにも環境省のイリオモテヤマネコ夏の交通事故防止キャンペーンを継続する形で事故防止に力を入れたい」と意気込みを話した。

 西表野生生物保護センターによると、24日に西表島野原崎の県道でイリオモテヤマネコの子ネコが交通事故で死亡。ヤマネコの交通事故は今年に入って5件発生しており、このうち4匹の死亡が確認されている。

 1匹は同センターが保護を試みたが逃亡、死亡事故件数は過去最多だった2010年の5件、5匹に並ぶペースとなっている。

 同センターには7月に25件、8月(25日まで)に13件の目撃情報が寄せられており、西表島の通称・海中道路東側から美原にかけた区間で幼獣の目撃情報が多く、事故も同区間で発生している。

 会見で川満町長は「地域住民や観光客、レンタカー業者、石垣から仕事で西表に来ている皆さんにも、西表島で運転する際にはスピードを落として目配り、気配りをして、西表島の自然を満喫しながら走ってほしい」と呼びかけ、各事業所や宿泊施設等にも協力を求めていく考え。

 同キャンペーンでは仲間港と上原港に横断幕を掲示するほか、事故多発地点5カ所に注意喚起用のぼり旗を設置、町防災無線で注意喚起を図るとともに、夜間パトロールやヤマネコの事故防止に関する勉強会などを行う。

 また、県道沿いの草が生い茂ることで見通しが悪くなっていることも指摘されており、町では県道沿いの清掃強化など県に働きかけていくという。

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