台風15号、与那国で最大瞬間33.3㍍
- 2013年08月30日
- 社会・経済
船便全便が欠航 人的・物的被害なし
台風15号は、与那国島を28から29日にかけ、暴風域に巻き込みながら同島の西海上を北上した。石垣島地方は暴風域に入らなかった。県八重山事務所によると同台風による人的・物的被害は確認されていない。与那国町祖納では、29日午前5時23分に最大瞬間風速33.3㍍を観測。与那国空港を発着する6便が欠航し、57人の足に影響が出た。また、石垣港離島ターミナルと周辺の離島を結ぶ旅客船も終日欠航した。
石垣島地方気象台は28日午後7時54分に与那国島地方に暴風警報を発表、29日午前10時18分に解除した。
最大瞬間風速は与那国町祖納で29日午前5時23分に33.3㍍、石垣市登野城で29日午前4時7分に23.6㍍を観測した。
また、台風が北東から南東側にまとまった雨雲がなかったことで、台風の東側にあたる八重山地方では降雨量は10㍉以下だった。
一方、台風の影響で石垣空港と与那国空港を発着する空の便はRACやスカイマーク、ピーチで午前中を中心に欠航や遅延が出た。
離島を結ぶ船便も台風による高波により、初便から全便が欠航となった。
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