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西表各地で猪垣を整備 イノシシの食害相次ぐ

西表島各地に整備されている猪垣(資料写真・大保良田地区)

西表島各地に整備されている猪垣(資料写真・大保良田地区)

西部地区で10㌔・南風見田で2㌔ 大富でも事業採択を要望

 西表島各地でイノシシによる農産物への食害が相次いでいるのを受け、竹富町(川満栄長町長)では2013年度中山間地域総合整備事業や県鳥獣被害防止総合対策交付金事業を活用し、西部地区と南風見田地区でイノシシの侵入防護柵(猪垣)を整備する。また、大富地区でも被害が発生していることから、県有害鳥獣防止緊急捕獲等対策事業の採択を要望している。

 猪垣は、転倒や腐食に強い亜鉛アルミ合金製。高さ1㍍で農地と山間部の境に整備され、イノシシが容易に農地に侵入できないようにする。

 西表島内の猪垣整備は西部地区は中山間事業で年次的に実施。東部地区は土地改良事業導入時に整備されたが、田畑に面していない未整備区間があり、同区間からイノシシが侵入、田畑で食害が発生している。

 13年度の中山間事業では西部地区一円で10㌔の猪垣を設置するほか、上原地区の防火槽3基と防風林3㌔も整備する。総事業費は約2億7000万円。

 南風見田地区では県鳥獣被害防止総合対策交付金事業を活用し、町有害鳥獣対策協議会が実施主体となり約2㌔の猪垣を整備する。総事業費は約900万円。受益者負担として設置作業の際、農家の役務も義務づけられている。

 大富地区で2カ所の未整備区間(約1100㍍・約600㍍)があることから、県有害鳥獣防止緊急捕獲等対策事業の採択も要望。採択されれば年度内にも整備したい考え。

 野底忠農林水産課長は「既存の猪垣は土地改良事業で整備されているが一定区間、整備されていない部分があるため、そこから侵入したイノシシによる被害が発生している。電気柵や漁網などを使って農家も自主防衛策をとっているが、少しでも早く被害軽減を図れるように中山間総合整備事業以外でも事業採択に向けて取り組んでいきたい」と話した。

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