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農商工連携で6次産業化を 県の支援事業

2013年度沖縄プレミアムアカデミー石垣会場の受講者ら=28日午前、市内のホテル

2013年度沖縄プレミアムアカデミー石垣会場の受講者ら=28日午前、市内のホテル

参加者が講座で商品開発学ぶ

 県農林水産部の2013年度プレミアム加工品開発支援事業「沖縄プレミアムアカデミー」基礎課程・個別相談会が27、28の2日間、かりゆし倶楽部ホテル石垣島で開かれた。基礎課程では海外への商品展開も進めている農業生産法人㈱アライオリーブ代表の荒井信雅氏が講演。マーケティングやデザイン、営業、企画、通販など専門分野の経験者が各種講座を行った。

 同アカデミーは既存商品のブランド化や新商品開発などを目的としたセミナー。基礎課程で県内3会場から10社程度を選抜し、実践課程、商談会へと移行するもの。

 市内では昨年、45社が基礎課程に参加。20社が個別相談会を受けて6社が選抜され、実践過程を経て商品開発を行っている。

 今回の基礎課程には27日に約25社、28日に約20社が参加。28日の講座のうち、「各種支援制度の活用術」について説明したCSDコンサルタンツ代表の西里喜明氏は「単に農産物を栽培するだけの時代はすぎており、農業を事業として考え、組織的に運営していかないと農業の自立は難しい。末端の消費市場を理解して、商品を送り出していくことが重要だ」と述べ、農商工連携と6次産業化のそれぞれのメリット、デメリット、国や県の各種支援策を説明。

 その上で「県内で一番成長の可能性があるのは観光と農業だと思う。ロケーションだけの観光は限界があり、食と観光は切り離せない。地元の農林水産業が発展しなければ観光の発展も難しく、干ばつや台風が毎年来る前提条件の中でどのように農業を振興していくかが課題だ」と述べ、観光振興の面でも1次産業の振興を図る必要性を強調した。

 同日午後からは個別相談会も開かれ、参加した各事業所の代表者らが商品開発について相談。同アカデミーでは今後、県内3会場の参加者から実践課程、商談会へと移行する事業所を選抜する作業を進める。

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